人生とネットショップを哲学する♪(1)―神様が向上心をくじく?

今回は哲学のお話をしてみようと思います。その中でもドイツの哲学者のニーチェさんのお話です。20~30代女子を中心にニーチェ最近流行ってますよね。広末涼子さんもニーチェを読むと心が落ち着くとか・・・。

『 ツァラトゥストラはかく語りき 』

聞いたことありますか? ニーチェの書いた物語の本です。ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」って小説風の自己啓発本みたいな感じです。あんな感じで、主人公、哲学者ツァラトゥストラが山で修行して得た叡智を、人々に分かち合いながら山を降りていくというストーリーです。

その中で有名な言葉があります。

<< 神は死んだ >>

それを伝えるために山を降りたんですね。
ここでいう神はキリスト教の神様のこと。当時19世紀のヨーロッパでは、道徳の基本がキリスト教の教えでした。そんなキリスト教に対して、ニーチェはこういったのです。

<< 弱者のサルチマンが生み出した幻想に過ぎない! >>

・・・・。頭のいい人のいうことは何言ってるかわかりませんね。^^
例えば、えと君は、健康食品を販売しているネットショップオーナーです。これから結婚してモノいりになるから、「売り上げ100万円が欲しい!」と思いました。^^
人間は誰でも今の自分よりもよくなりたい、よりパワーアップして価値を高めたいという意志を持っています。これが、ニーチェの言う「力への意志」です。
この場合は、売り上げを100万円に上げたいという意志があります。しかし、現実的には、パワーアップする際に挫折する場合が多いです。するとどうなるかというと、えと君は思いました。

「売り上げ100万円はつらいなぁ。やること多いし、睡眠時間もなくなるし家族との時間もないし、やりたくないなぁ。やらなくても自分が傷つかずにすむような逃げ道はないかなぁ」

「あっ!あった!! 一生懸命背伸びしたら、心の余裕が無くなって、ピリピリしちゃう。知らないうちに周りの人を傷つけちゃって、それって全部自分に返ってくるから・・。月商100万なんていかない方がいろんなこと考えても幸せじゃん♪ なしなし! あぶないあぶない。」

と、現実の世界では自分は負け組。でも心の世界では勝ち組。これがニーチェのいう「サルチマン」なんです。
つまり、月商100万いくために施策を実行する苦しさに耐えることができず、「肉体より精神が大切だ」と価値をねじ曲げてしまうことなのです。
そして、えと君は、売り上げの目標をもって頑張っているコミ君に突如として説教をし始めた。

「そんな売り上げばかり気にしてどうするの。仕事は楽しくやらなきゃ♪ 売り上げがなくても、心は幸せ♪」

これがニーチェのいう「道徳」なんです。
この道徳は、時として究極の武器となる。根拠は神様であり、神こそは究極の価値。確かに神様だったら、「売り上げよりも大事な事があるはずです!」といいそうです。
キリスト教が誕生する背景には、当時ローマ帝国から支配された人々が、つらく苦しい社会に、いつか神の国で救われるんだという願いから神を信じた流れがあります。つまり、ニーチェの説によれば、抑圧された「力への意志」が、神をねつ造してしまったと考えています。神があるのではなく、神があったほうが都合が良かったということ。
もしかして、最初からいなかったのでは? というわけで・・・。

<< 神は死んだ >>

むしろ、とっくに死んでいたという意味が近く、「神」にはもう人間にとっての最高の価値がないこと。言い換えると、「何のために?」に対する答えが欠けていることを、ニーチェは「ニヒリズム」と表現したのです。
現実で言うと、売り上げ目標を達成することと幸せや心の豊かさとは、全く別次元の話。弱者のサルチマンが生み出した幻想に騙されないようにしてください。単純に「力への意志(向上心)」を持ち続けて目標達成を目指しましょう♪ということなんだと思います。

それでは、続きはまた・・・

 

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