地域産業に1000億円融資 政投銀、農業・素材など対象

2010年05月08日 日本経済新聞より 日本政策投資銀行は近く、各地域の特色ある成長産業に融資する新制度を立ち上げる。2013年3月期までの3年間で総額1000億円を貸し出す。 全国を11の地域に分け、農業や素材産業など各地域が強みを持つ分野ごとに融資対象となる企業を選び、低利で貸し出す。協調融資や産業動向の情報提供などを通じて各地の地域金融機関や地方自治体とも連携する。 新しい融資制度の名称は「地域元気プログラム」。政投銀の本店・支店ごとに11の地域に分け、それぞれで融資対象となる産業分野を決める。分野は現在選定中だが、例えば北海道なら「高付加価値の食品産業」、四国なら「世界的に競争力のある素材産業」といった分野を想定している。 地域金融機関や地方自治体とも情報提供を通じて連携する。政投銀がその地域に関係するデータを収集・分析して、今後の発展のために必要な取り組みなどを指摘する。自治体向けにはPFI(民間資金を活用した社会資本整備)の実施にかかわる助言や外郭団体の経営助言などを実施する。 実際の融資案件では地域金融機関との連携も積極的に手掛ける。政投銀では環境格付け融資などで地銀と協調する案件が増加している。今回の融資制度では地域金融機関と協調して融資を進めるだけでなく、地場産業の動向や全国の情報なども提供する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です