スカイマーク 「ヒヤリ」報告に表彰制度

2010年04月14日 日経新聞より 改善計画提出 乗員の英語力強化 巡航中の操縦室内で乗員が写真撮影するなど安全上のトラブルが相次ぎ、国土交通省から業務改善勧告を受けたスカイマークは13日、同省に改善計画書を提出した。事故につながりかねないヒヤリ・ハット事例などの報告への表彰制度創設、客室乗務員の英語力強化などを盛った。同省は計画書を受理した上で「監視を継続し、改善されなければ責任者の解任もありうる」としている。 安全管理面でのヒヤリ・ハット事例などの報告に対する表彰制度では、故意や重大な過失を除き、当事者が懲罰されないことを内規で定めるとした。 操縦室での写真撮影問題では、副操縦士が進行方向に背を向けて見張り義務を怠ったうえ、機内に操縦士が1人になった場合の急減圧に備えた酸素マスク着用の義務違反も発覚。計画書では操縦室内で必要な行動について「確認ノート」を導入、乗務のたびに確認、署名する対策を盛った。 同省が3~4月に実施した特別監査では、客室乗務員が英語力不足で外国人操縦士と意思疎通できなかった事例や、操縦室内での副操縦士の酸素マスク着用義務違反、乱気流遭遇後の不適切な機体点検なども発覚。 英語力不足の客室乗務員には、外国人パイロットらによる指導や個人学習用の教材配布を実施、乗務に必要な英語力の基準も設ける。 操縦士が外国人のみの場合は当面、英検準2級か英語能力テストのTOEICで500点以上の客室乗務員を2人以上乗務させる。 また、管制官の指示より約1800メートル高い高度で飛行した問題では、搭乗した操縦士2人の機長資格を取り消し、副操縦士として乗務させることも報告した。

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